【ウェルスナビ】ウェルスナビの手数料は分配金でまかなえるか?

こんにちはシーサーです(*‘∀‘)

今回は資産運用の一つとしてウェルスナビをもう少し分析してみたいと思います
ウェルスナビでは運用していく事で分配金がもらえる事と手数料がかかる事がわかりました

では、ウェルスナビの手数料を分配金でまかなえないのか?とふと思ったので、各投資先をみて分析してみようかと思います。各投資先(ETF)の銘柄の特徴と分配金(期待値)で確認していきます

この記事は、投資(資産運用)のためにウェルスナビ(WealthNavi)ってどんなのか知りたい、始めたいけどなんか怖いと思っている方の参考になれたらと思います

長くなってしまいましたので結果だけ知りたい人は結果に飛んでくださいね

スポンサーリンク

ウェルスナビの手数料

まず、ウェルスナビでは手数料が1.1%(税込み)かかります
これが投資金額が大きければ大きいほど手数料が大きくなるので最大のデメリットの部分だと考えています

10万円なら1100円程度ですが、1000万円なら11万円も年間手数料がかかるとかなり大きいですよね
(厳密には3000万円を超える部分は手数料が安くなりますがなかなかそこまで投資は難しいですよね)

ウェルスナビの構成銘柄

まずは構成銘柄を確認していきましょう
私の投資の現在の状況です(初期投資10万円、積立投資無し約3か月運用)

米国株(VTI)、日欧株(VEA)、新興国株(VWO)、米国債券(AGG)、金(GLD)、不動産(IYR)
という6種類のETFに投資している事がわかります

ETFとは、株のように取引きできる詰め合わせパックのようなものです
細かい説明は省きますので上記がそれぞれETFと呼ばれるカテゴリーのものと解釈していただければと思います
後ほど各ETFの概要と特徴を説明していきますね

特徴と配当利回りを記載していきますが、組み入れ銘柄や配当利回りについては現時点(21年6月)の情報のため、変動しますのでご注意ください

米国株(VTI) 

VTIは、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFが詳しい名称となります
(バンガードは有名なETFの運用会社なので覚えていて損はないです)

概要:
米国株式市場全体(3500社以上)に投資しているのでほぼ米国株の100%に投資
つまり、米国全体の株の詰め合わせパックです
米国株全体が上昇するとVTIの金額も上昇するETFという事になりますね

組入れ銘柄:
アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、アルファベット(google)などGAFAM(ガーファム)と呼ばれる優良企業や最近急上昇したテスラなどが上位比率に入っています

経費費:0.03%
配当利回り:1.21%
配当月:3,6,9,12の年4回

日欧株(VEA)

VEAは、バンガードFTSE先進国市場ETFという名称です

概要:
米国を除いた先進国株式の詰め合わせパックです
米国以外の先進国の株全体が上昇するとVEAの金額も上昇するETFという事になりますね

組入れ銘柄:
サムスン電子、ネスレ、ASMLホールディング、ロシュ・ホールディング、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン、トヨタ自動車などが上位比率に入っています(若干聞いたことない銘柄も含まれてるかもしれませんね)

経費費:0.05%
配当利回り:3.17%
配当月:3,6,9,12の年4回

新興国株(VWO)

VWOは、バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETFという名称です

概要:
先進国以外の新興国(中国、台湾、インド、ブラジル、ロシア、インドなど)の様々な国の株の詰め合わせパック
先進国以外の株全体が上昇するとVWOの金額も上昇するETFという事になりますね

組入れ銘柄:
テンセント、アリババ、TSMC、Meituan、ナスパーズ、リライアンス・インダストリーズなどが上位比率に入っています(だんだん聞いた事がない銘柄が増えてきましたね)

管理費:0.10%
配当利回り:2.05%
配当月:3,6,9,12の年4回

米国債券(AGG)

AGGは、iシェアーズ・コア米国総合債券市場ETFという名称です
(iシェアーズはブラックロック社が提供するETFブランドです)

概要:
債券市場の国債や社債などの投資適格債券(優良な債権)の詰め合わせパックです
債券は株式ほど金額の上下が激しくなく、あまり金額の上昇は期待できない投資対象ではありますが、株式が暴落した際のリスク分散になります

組入れ銘柄:
UNITED STATES TREASURY, FEDERAL NATIONAL MORTGAGE ASSOCIATION, GOVERNMENT NATIONAL MORTGAGE ASSOCIATIONなどが上位比率に入っています(もう聞いたことない物ばかりですねw)

管理費:0.04%
配当利回り:1.74%
配当月:毎月

金(GLD)

GLDは、ゴールド・シェアという名称です
(ステートストリート社が提供するETFです)

概要:
その名の通り金を対象としたETFです
金の価格が上がればこのETFの金額も上がるという事になります金は配当は無いですが、リスク対策やインフレ対策としてよく組み入れられますね

管理費:0.40%
配当利回り:0%
配当月:なし

不動産(IYR)

IYRは、iシェアーズ・米国不動産ETFという名称です

概要:
米国不動産株(REIT)の詰め合わせパックです
不動産に投資して利益を得るのでインフレに強いと言われています

組入れ銘柄:
AMERICAN TOWER REIT CORP, PROLOGIS REIT INC, CROWN CASTLE INTERNATIONAL REIT CO, EQUINIX TERT INCなどが上位比率に入っています(これも聞いたことないですね。。)

管理費:0.42%
配当利回り:2.03%
配当月:3,6,9,12の年4回

結果:手数料を配当金でまかなえるか?

さて、ETFの概要だけでだいぶ長くなってしまいましたが、
今回テーマは手数料を配当金でまかなえるか?でしたね

試算条件は
・現在の評価額に配当利回り(%)を適用して配当金を算出
・配当金には米国税金10%と
 日本での税金20.315%を適用(税込みと表現しています)
・手数料も現在の評価額に1.1%(税込み)を適用

結果をドン!

はい。配当金の方が勝ちました♪
配当>手数料で300円ほど利益が出る試算となりました
私のイメージでは手数料の方が若干上回るイメージでしたが、
日欧株(VEA)の配当利回りが高く全体に貢献していますね

注意:現在の評価額に配当利回りや手数料の計算をしているため、ETF自体の価格上昇は考慮していません。全体の評価額が上がれば手数料も増えますし、そもそもの配当額が増えないと評価額が増えた分相対的に配当利回りとしては下がります。算出時期や条件によって算出結果が変わる事はご理解ください

まとめ

今回は今回テーマは手数料を配当金でまかなえるか?について検証してみました
現在の条件ではという事ではありますが、配当金>手数料である事がわかりました
この関係性が続けば配当金で手数料はまかなえるので、手数料により資産が目減りしてはいかない見込みにはなりそうです
しかし、見方を変えると配当金の大部分を手数料で持っていかれるため、資産拡大の目線では各ETF自体が値上がりする事による利益(キャピタルゲイン)くらいしか見込めないとも言えます

また、評価額が大きくなれば手数料も増えて関係性は変わってきます
今後も定期的にチェックして今後の資産形成の参考にしていきたいと思います

この記事が誰かのお役に立てれば幸いです
一緒に頑張っていきましょう!ではまた次の記事で(‘ω’)ノ

コメント

タイトルとURLをコピーしました